不死鳥よきみにも消えたくなる夜があるだろう
空は今日も燃えている
真っ赤な夕日って不気味だ。ぐらぐらと燃えるように赤く染まった空は、きれいである以上に、どこか恐ろしい。きっと、炎や血を連想させるからだろう。そういえば昔、異常なほど赤い夕焼けは地震の前兆だなんて聞いたけれど、あれは本当なのだろうか。
空が好きで、よく見上げてしまう。ただぼんやりと眺めていて飽きないし疲れないなんてものは、空と海くらいではないだろうか。もう少し世代が若ければ、きっと私はSNSに空の写真を投稿しているだろう。「#今日の空」を付けて。もしかしたら、そこにポエムを添えるという、「ヤバい」に「ヤバい」を重ねたミルフィーユを作ってしまう可能性もある。高校時代にツイッターやインスタグラムがなくて本当に良かった。
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